これは実話です。
私の場合、シングルマザーだったため、なかなか険しい道を歩んできました。
40歳の時から在宅ワークが始まり、2025年4月現在55歳。
この15年を振り返ると、13年目にやっと目標としていたことの達成ができました。
掛け持ちしていたパート卒業!
そんなにかかるの~?
と嘆かないでください。
一つとして無駄なことはなかったと断言できます。
目標設定が大事
私は第1子の長女が中3の時に、彼女が18歳になるまでに自立できるようにしようと決めました。
でも、途中、まだ無理だと思い、目標修正して、実際には第4子の長男が20歳の時に目標が達成できました。
当時3つのパートを掛け持ちしても年収は120万円ほど。
4つ目のパートをしなければ…と思った時に、24時間以上は働けないでしょ?どうする?と思いました。
働き方を変えなくては!
そう思っていた時に、新聞広告で「静岡県の施策でひとり親限定在宅就業支援事業」への参加者募集がありました。
当時40歳。
その頃のことをTHE LANCERのWebライターとして書いています。
在宅起業。
今はおうち起業とかプチ起業とか言われるものを2010年ころ始めようと決めました。
決め手は、収入に上限がないということ。
時給いくらかで時間の切り売りしている働き方で年収が決まってしまう。
それでは4人の子を大きくすることができないと腹をくくりました。
個人事業主になる、フリーランスになるということは、自由ですが、それを管理できるようにならないと収入の上限がパート以下確定です。
動かなかったらゼロ円です。
パートが嫌いということではなく、家を離れるということですよね。
外に働きに行くということは、子どもの様子がわからないということです。
というのも、子どもが不登校で、置いていくには不安があり、子どもの近くで仕事ができるようになりたいという目標でがんばりました。
私のような母を持つ子は、しんどかったんでしょう。
全員不登校を経験しています。
筋金入りです。
でも、遠くにうっすらでも「自立するんだ」と目標を掲げているので、頑張れました。
自立とは?
様々な定義があると思いますが、自分の経済力で生きれるということでしょうか。
起業することを決めたので、それだけで成り立つ経済力!
ここを目指します。
でも、
実家にも助けてもらいました。
行政支援にも助けてもらいました。
税金の一部から母子家庭への支援が成されていると思うと、ちゃんと納税できる人になるということが私にとっての目標です。
そのためにどんなことをしてきたのかという観点でお話します。
WebデザインとPTA事務の両立でパソコンの技術力があがる
40歳から小学校のPTA事務というパート事務と、在宅でのWebデザイナー生活が始まります。
パソコン初心者です。
Webデザインの勉強は何から始まったかというと、Word・Excel・PowerPointの使い方からでした。
Webと言っても、すべての基本はoffice系ソフトがちゃんと扱えるということがスタートです。
それは、相手ありきでビジネスをしていきますから、ビジネスレターも提案書も見積書も自分で作れないと前に進めません。
その勉強がPTA事務の現場でも活かせました。
またコロナ禍でオンライン化が叫ばれる中、Webデザイナーの仕事はほとんどがオンラインで行われるので、PTAのオンライン化に日本の中でもおそらく一番早くオンラインに移行していったPTAをサポートできたと思います。
途中、異業種で親子カフェの立ち上げをしますが、経験不足のため、事業撤退。
そこで、何が失敗原因だったか…など、勉強になりました。
何をすると失敗するのか!
なんて失敗した人にしか語れないネタですね(笑)
夜もバイトして
PTA事務とWebデザイナーだけでできるほど、Webデザイナーではまだ認知されていないので、売上に貢献できるようなことはまだありませんでした。
足りない分は夜補うために、週2回だけスナックでバイト。
スナックのママ役も結構おもしろかったですね。
でもそのうち、デザインのお仕事が順調に伸びるようになりました。
発信の仕方を変えたら成果につながった
発信の仕方を「信頼関係構築のための発信」にした結果、成約率の高い仕事ができるようになりました。
そのおかげで、夜のバイトをやめることができました。
そのように「信頼関係構築のための発信」をし続けるということは、結構地味なこと。
SNSも一旦やめて、地味だけど役に立つ発信をしようと切り替えていったところ、急に個別相談が入るようになりました。
その個別相談も、お願いしようと思ってきました!というものだったので、説得することもなく。
クロージングが苦手
というフレーズをよく聞きますが、この「信頼関係構築のために」ということに着目した発信をしていくことで、クロージングをせずに、お願いしますと言ってもらえるようになることに感動!
これか!!!
このために地味な行動が必要だったのか!
信頼関係構築のための発信とは?
メルマガやLINE公式アカウントから発信することが実は売上に直結していきます。
ただ、間違ってはいけないのは、そこで何を発信していくかということ。
もう一つは、やったりやらなかったりではなく、定期的に継続して配信しているかどうかということ。
読まれなくても定期継続配信すること
あなたは、あなたが登録しているメルマガを開いて文章をじっくり読みますか?
メルマガ会社の統計によると、読んでも1分までだそうです。
きっとあなた自身も読むメルマガと読まないメルマガが決まっていて、読んでも1分以内では?
配信する側からすると、開いてくれてくれるだけでも神!
私のメルマガも開封率は56%をキープしているので、見てくれている人は決まっている状態と言えます。
自分からクロージングせずとも、お願いしますと言われた時に聞いてみたんです。
なぜ、そのように言っていただけたんですか?と。
そうしたら、
メルマガが毎週来てるな~と思って。
いや、中身は読んでないんですけどね、ごめんなさい。
でも、いつも同じタイミングで来ているから信頼できると思って!
そのように言ってもらいました。
見られていないかもしれないということを前提に毎週配信する
これができる人なら
人生が変えられます!!!
そして、流れの中でPTA事務を退職。
2023年のこと。
パートでの収入がゼロになる不安
たまたま引っ越しをすることが決まったので、これを機に退職。
13年勤めさせていただきました。
は、いいけれど生活は!!!
私がパートに出ていたのは週2日で、時間数にすると10時間。
週10時間ですが、その時間を自分のクリエイティブな時間に使える!
そういう風に考え方を変えました。
何を生み出す10時間にするのか!
考える時間を作ることで、そのパート給与の6倍の売上を作ることができました。
やっと目標にしていた時に間に合いました。
長男ハタチ!
もちろん、今でも不安が無い訳ではありません。
でも、自分ですべてのことがコントロールできることを知ったことで、それを誰のために使うのかを考えるようになりました。
自分のお葬式になんて言ってもらいたいかを考える
自分の私利私欲のためになんかこんなに頑張れません。
誰かという存在のためだから頑張れます。
もちろん、家族のために頑張るのは当たり前です。
でも、それなら自分で頑張ってねということで、共感される人間性は生まれてきません。
共感されたいから戦略的にということも、結局は私利私欲と一緒と思います。
私は私が一番生きるのに大変だった時に、周りの人にめちゃくちゃ助けられて今があります。
その途中では自分の弱さといっぱい戦って、自分の弱さを超えてきました。
その弱さを超えないといけない人。
この人のために、私はこんなに困難なことを超えてきたのかとも思います。
人生を変えるって、簡単なことじゃないけど、それを現実にやってきた人の元にいれば、変わることへのハードルが下がるのかな?
なんて思ったりします。
私のお葬式で、私の子どもたちに「あなたのお母さんに助けてもらって今があるのよ」と言ってもらえるくらい、誰かの人生に貢献できる自分でいたいと思うのです。
パートに出たり、何かの資格を取る前に
一旦あなたの経験してきたことの中で、誰かに喜ばれたことや褒められたことがないか、思い返してください。
おうちでできること
今はオンラインがある!
オンラインでできることを探してみたら、きっとあなたの人生を変えるきっかけに出会えるはずです。
始めるなら1日でも早い方がいいですよ。
なぜなら、覚えが悪くなるから。
そして、デジタル画面に目が追い付かなくなるから(笑)
自分の人生をあきらめない人の参考になれば幸いです。
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