たまたま2025と検索窓に入力したら「2025年の崖とは」というキーワードが!
「壁」じゃなくて「崖」ってどういうこと?
調べてみると、DX(デジタルトランスフォーメーション)化しよう、なぜなら2025年にはそれまでのシステムを組み上げてした人たちの大量退職が予定されていることから、現存のシステムが存続できない!できても莫大な費用がかかる!肝心な人材がいない!
そんな状態がわかっていて、古いシステムがそのままブラックボックス化されてしまう前に、なんとかしよう!
壁はぶち当たるもの。
崖は落ちるもの。
で、さらに、検索キーワードを調べ、「2025年の崖 経済産業省 個人事業主…」と入力したら、廃業というサジェストが現れて、びっくり!
これはなんとかしないと、人生楽しめないなと思い緊急配信!
「2025年の崖 経済産業省 個人事業主廃業」
このキーワードって、どういうことか!
経済産業省が提起している「2025年の崖」は、企業のITシステムに関する課題を指しており、個人事業主の廃業とは直接関係していません。
「2025年の崖」は、経済産業省がDXレポートで示した問題で、企業のDX化が遅れることで2025年以降に競争力を失い、大きな経済損失が発生する可能性を警鐘としています。
「2025年の崖」が注目される背景には、次のような要因があります。
- 21年以上稼働している基幹システムの割合が6割に達する時期
- 基幹システムのサポート期間が終了する時期
- 超高齢化社会の到来
- 少子高齢化による人材不足
この問題を回避するには、ITシステムの導入や開発、DX推進、IT・DX人材の育成など、企業の基幹を見直す施策が急務と言われています。
引用:Search Labs | AI による概要
Search Labs AI による概要では、そのような回答なので、廃業とは関係ないことで、安心?していい?
企業の問題とは言え、その企業が回している経済の上に私たちの消費活動があるわけで、個人事業主は廃業しないかもしれないけれど、そもそも個人事業主レベルでもデジタル化ができていないと本格的にダメな時代に突入するという訳です。
なぜ個人事業主のDX化が必須なのか!
①業務効率の向上: DX化により、手作業や紙ベースの業務をデジタル化することで、作業時間を短縮し、ミスを減らすことができます。これにより、限られたリソースを有効活用し、生産性を向上させることが可能です。(見積もりや請求書のPDF化・メールの自動送信など)
②コスト削減: デジタルツールの導入は、長期的に見てコスト削減につながります。例えば、オンラインツールを活用することで、通信費や移動費を削減できるほか、クラウドサービスの利用でITインフラの維持費用を抑えることができます。(メール通信・Zoom会議など)
③顧客満足度の向上: デジタル技術を活用することで、顧客のニーズに迅速に応えたり、パーソナライズされたサービスを提供することが可能になります。これにより、顧客満足度が向上し、リピーターの増加につながります。(LINE公式アカウント運用・メルマガ運用など)
④競争力の強化: DX化は、新しいビジネスモデルやサービスの創出を促進し、市場での競争力を高めます。デジタル技術を活用することで、大企業と同等のサービスを提供できるようになり、新たなビジネスチャンスを掴むことができます。(自社メディア運用・配信など)
ということは、今さらながら「オンライン化」はコロナ禍だったから必要だったわけではなく、この先の時代に必須ということ。
また、この2025年の崖問題の発端は、積み上げてきたことは社内の一個人のスキルに委ねられすぎていたことだと感じます。
その人がいなければ「再現できない」ということは「リスク」だし、
自分で「コントロールできない」ということも「リスク」ですよね~
アメリカでは自社内でそのコントロールが可能だからDX化が進んでいると経済産業省のレポートにありました。
日本でDX化がすすまないのは、自社で賄えずに他社に依頼しないとできない環境になっていることで、莫大な費用がかかり、その他者にも人材が不足しているという…
そういう大規模なことに対して、私のこの意見はあまりにも非力。
でも、私はごく小さい規模でDX化をした経験があると気づきました。
13年務めたPTA組織の事務(=私)は、とてつもないWEB力があった件。
WEBデザイナーとして起業スタートする前からお世話になっていた小学校のPTA事務というお仕事。
児童数500人規模の公立小学校のPTA組織でした。
役員さんがひっきりなしに学校に来て、とても大変そうでした。
WEBの、デジタルのチカラを使えば、何度も学校に来なくても実行できるのに…
基本、紙とアナログでしか動かなかったものを2年ほどの間にデジタル化しました。
当時出来たことは
- 役員不満解消
- 人材不足解消
- コスト削減
- 保護者満足度向上
すでに私は退職しましたが、新しい事務の方もその方法で変わらぬ運営をしていただいています。
1万件の郵送料金から解放されるLINE公式アカウント運用
また、公立高校同窓会組織のDX化に着手しています。
100年以上の歴史ある高校ですので、同窓生の大半がご妙齢。
デジタルよりアナログ推し。
でも、人口減少により同窓生の入会も減りコスト削減必須。
そこで、これまで会報誌を作って1万世帯以上に郵送していたものを、デジタルにできないかとご相談がありました。
ホームページを立ち上げて情報公開しながら、LINE公式アカウントを活用して、活動報告に切り替えました。
代表の同窓生の方々へ、約1年ほどかけて説明やご理解、応援をいただきながら運用開始しています。
それを先々に準備していたおかげで、この秋の郵便料の値上げにびくともしない体制ができました。
まだまだ課題はありますが、DX化は長期戦。
その都度超えるべきことがありますが、運営運用する人を助ける技術でもあり、それを受け取る側のユーザーにもITスキルが伴っていれば、双方効率よくコミュニケーションが可能です。
デジタル嫌いに備えてあげられるかがキーワードか?
ただ、得意不得意があり、不得意な人は不便で仕方ない…という心情ではないかと思います。
こればっかりは、時代の流れなので逆らえません。
得意にならなくてもいいから、決まった動作だけでも使える
そのようになるには、使い続けていくことしか方法はないと思います。
それには、やり方がわからない人への「レクチャー動画」などがあることで、他と差がつくポイントになるのではないかと思います。
個人事業主のあなたは、すべての決裁権があります。
ということは、すべてあなたがやる!ということです。
まずは、なぜ自社のDX化が必要なのか!
自分のためではなくお客様の便利のため!
というように思えれば、やらねば!と思えませんか?
これまではアナログ一本でもできた時代でしたが、それをすべてデジタルでやるにはどうしたらいいか、考えるリミットが近づいてきています。
「自分でコントロールできる!」
これが目指すところです!
一般的なDX化のステップ
DX化を進める際の具体的なステップは、企業や団体の目標や現状に応じて異なることがありますが、一般的には以下のようなステップが推奨されています。
具体的なステップ
- DX化の目的の設定
- DX化の目的を明確にし、ビジネスモデルの構築や全社的な事業改革の目標を設定します。これにより、DX推進後の効果を確認しやすくなります。
- 現状把握と課題抽出
- 現在の業務フローを考え、DX化の課題を洗い出します。これには業務プロセスの見える化が含まれます。
- 推進体制の整備
- DXを推進するための必要な人材や技術を確保します。
- 優先順位の設定
- デジタル化する業務の優先順位を決めます。影響が少なく、実施しやすいものから始めるとスムーズに進められます
- 業務のデジタル化
- 優先順位に基づき、業務プロセスをデジタル化します。アナログ作業をデジタルに移行し、生産性向上を図ります
- DX施策の実行と評価
- 実行した施策の効果を評価し、必要に応じて改善します。このプロセスはPDCAサイクルとして継続的に行うことが重要です.
- 継続的な改善
- DXは一度で完了するものではありません。継続的に改善しながら、新しい技術や方法を取り入れていくことが求められます
これらのステップは、カスタマイズされるべきですが、基本的な流れとして参考になるでしょう。
長期的な視点で取り組むのは大事なことですが、着手に時間をかけすぎると熱意が下がるので、早めに着手して進めながら改善していけばいいと思います。
なにせ、時代の変化が早すぎて目標を決めたとしても変更を余儀なくなれることもありましょうから…
あなたビジネスをDX化してブランド強化するなら今!
DX化のメリットはエリアが決まった地域内から世界へ広がることです。
狭い商圏で人を取り合う時代から、解放してみるという発想はありますか?
まずあなたのサービスの一部をDX化してみるのはどうでしょう。
あなたのブランド強化につながりますように!
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