「自分の経験を仕事にしたい」と思ったとき、最初に頭をよぎるのって「私に価値なんてあるんだろうか」ということじゃないですか?
ラスタイルデザインのひとみです。
正直に言います。
私には最初、何も価値なんてありませんでした。
4人の子どもを連れてひとり親になって、12年間専業主婦だった私には、仕事と呼べるスキルが何もなかったんです。
食品会社のパート、衣料品店のレジ、掛け持ちしながら精神的にもギリギリな状態でした。
そんな私が、フリーランスとして15年続いています。
この記事では、「価値がゼロの状態」からどうやって動き出したか、正直に書きますね。
1. きっかけは「自分の意志」より「必死さ」だった
ある日、新聞に小さな広告が載っていました。
静岡県のひとり親家庭向けの在宅就業支援事業で、Webデザインコースの受講生を募集していたんです。
「向いているかどうか」より先に、「やるしかない!!」が来ました。
子どもの体調不良で何度も仕事を休み、解雇された経験がありました。
時給で働く限り、子どもの都合に合わせるたびに収入が途絶える。
その怖さが体に染みついていたから、「在宅でできる仕事」という言葉に飛びついたんです。
42歳で、パソコンのスキルはWord・Excelの入力程度。
それでもWebデザインコースの1期生として、給付金をもらいながら学び始めました。
価値があったから動いたんじゃないんです。
必死だったから動いた。それだけでした。
2. 「その時点でできること」で自分を試し続けた
学び始めてから、できることが出てくるたびに仕事を取りにいきました。
最初はLP制作。
次にブログライティング、LINEスタンプ、名刺づくり。
それが当時の私の限界でした。
できることが増えるたびに、また試してみました。
WordPressでのサイト構築、チラシ、リーフレット、SNS運用——一つできるようになったら次へ、を繰り返していったんです。
ここで大事だったのは「完璧になってから出す」じゃなくて、「今できる状態で出して、反応を見る」ことでした。
クオリティが高くなくても「助かった!」と言ってもらえることがあって。
相手が求めているのは完璧な仕事より、自分の問題を解決してくれる人だから、ということを実感したんですよね。
価値は最初からあるものじゃなかった。
動きながら作っていったものでした。
3. 失敗を「損失」じゃなく「材料」として使った
フリーランスの途中で、親子カフェを開きました。
そして閉めました。
当時は「失敗した」と思っていました(本音。)
でも今になってわかるんです。
あの経験があるから、起業初期の不安がわかる。
資金繰りの怖さがわかる。
「やってみたけどうまくいかなかった」という感覚がわかる。
クライアントさんに届く言葉の深さが、あの経験で全然違うんです。
うまくいった話だけが価値になるわけじゃないんですよね。
むしろ「なぜうまくいかなかったか」を自分の言葉で話せるようになったとき、それが誰かにとって本物の道しるべになると思っています。
まとめ
「自分の経験を仕事にしたい」と思っているなら、まず「価値があるかどうか」を考えるのをやめてほしいんです。
価値は動く前にあるものじゃない。
動きながら、試しながら、失敗しながら、少しずつできあがっていくものです。
42歳・スキルゼロ・ひとり親の状態からそうだったから、断言できます。
今あなたが「なんでもない」と思っている経験の中に、誰かが本当に必要としているものが眠っています。
まず一歩だけ動いてみてください。
その一歩を一緒に考えたい方は、気軽に声をかけてもらえると嬉しいです!



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