卒業おめでとうございます。
私のうちでも卒業が2名。
通信制の高校4年で卒業した19歳の次女。
4人の子どもたちの最終ランナー、末っ子長男が中学卒業。
毎年3月は期待と不安が入り混じる季節。
受験も頑張ったわけだから、そろそろスマホでも…とお考え、もしくは実行されたおうちの方。
申し遅れました、「ケータイ・スマホルール作り」アドバイザーの宮城島です。
今回は、せっかく奮発して期待をこめて手渡した「スマホ」で、子どもたちがいじめや犯罪に巻き込まれないようにするために、まずはやっていただいた方がいいのではないか!という方法をご提案しておきます。
また、この方法は、子どもたちが友達に「自分がスマホを持った」ということを伝える前に「家族内で」試しておくことが大切です。
使うのは「LINE」
使いこなすのはきっと大人より断然早いこどもたち。
でも、人生経験については大人が勝っております。
「LINE」を使って、家族一丸となって「大人の人生観」に近づけるよう、導いてあげてください。
「LINE」で家族だけのグループを作成
誰が中心になっても構いません。
まずはお友達追加のページからグループを作成します。
1 グループ作成
2 家族を選ぶ
家族まるごと招待してください。
3 グループ名をつける
グループ名は仮に「家族会議」としておきます。
そして、もう1つグループを作ります。
それは…
家族の誰か一人を省いたグループを作成
この方法は、子どもたちが友達に自分のLINEを教える前にたとえば1週間だけとか、期間を決めて「家族内で」実験しておくといいでしょう。
4 同じように1人を抜いたグループを作る
同様にグループを作ります。
その時に「誰か」を省きます。
その「おこさん」がいいかもしれません。
5 グループ名をつける
※これは事件に巻き込まれないための実験です。
6 実際に両方のグループを使う
そして、秘密の会話をしてください。
その時に味わう気持ちを家族で共有。
大人でもそんなことされたら…
当然いやですよね!
誰でもこんな気持ちにさせないつもりで使っていたら、いいコミュニケーションができるはずです。
私の苦悩
私が離婚直後、子どもと離れていてもすぐに連絡がとれる状況をつくる必要があったのでなにも考えずにケータイを与えました。
そしたら、それが非行のはじまりになってしまいました。
ケータイの向こうにいる人の気持ち。
ネットの中にいる人の気持ち。
教えないまま、ネットの世界で。
誰も自分のことは知らないだろうと思ってネットで悪口を吐く、または吐かれる。
知らない人と連絡を取り合う。
トラブルに巻き込まれ、携帯番号を出会い系サイトに掲載されてしまう。
裸の写真を要求される。
など、守りきれないことがめちゃくちゃたくさんあります。
こんなことにならないために、ぜひこのタイミングで試してください。
スマホは、とても便利なツールです。
安心安全に使えるようにしていきたいですね!
おしらせ
シニア向けに「安心安全にスマホをつかうための初心者講座」を5月14日午前、清水有度交流館にて講座を開催いたします。
詳しくは、広報しずおか4月号をごらんくださいね。
定員がありますので、お早目のお申し込みを^^
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