「これがやりたい!」というアイデアだけでは、1円にもなりません。
またそれは、誰かにお願いされたことですか?
ビジネスモデルは「収益化していく」ためには押さえておきたいこと。
私が実際に失敗したことも交えながらシェアしていきます。
「誰に」「何を」「どうやって」提供していきますか?
「誰に」は、いわゆるターゲットと言われる人物像。
考え方のおすすめは、喜ばせたいと思う人を具体的にイメージすること。
「何を」は、あなたが決めたサービス・メニューのこと。
私がここで失敗したのは、この提供するサービスは、自分がやりたいと思っていただけのことで、誰からもお願いされたことではなかったということ。
お願いされないということは、どんなに素敵なサービスだったとしても売り上げゼロです。
「何を」を考える時には、あなたのそれまでのスキルの棚卸しをする作業があると思います。
その時に、お願いされたことがあることをベースにしておくべきです。←本当に売り上げゼロ円ですから!
夢や希望をもって「このサービスで」とスタートしても、一向に依頼されないので、モチベーションが下がる一方です。
「どうやって」を考える時には、リアル店舗なのか、自宅サロンなのか、はたまたオンラインなのか、その業種によって様々です。
ですが、このようなご時世、世界情勢では「オンラインでサービス提供」していくことも考えていく必要があります。
売り上げの見込み額を考える
個人での起業は、オンラインでレバレッジがきくようなビジネスモデルだった場合、想像もつかない売り上げになる可能性があります。
想像もつかないことに夢を抱いても、結果モチベーションが下がって、心が折れていくだけなので、ここは堅実に、「身の丈」にあった売上の見込み額を考えます。
多くを望まずに、豊かに暮らしていける経費を実際に出してみます。
細かな数字は省きますが、例えば私の場合、家賃や光熱費・食費・雑費等々で最低限暮らしていける毎月の支出はだいたい25~30万円くらい。
子どもの数も多いし、育ち盛りだし…で、最低限これくらいは確保しないと!と思っています。
そうすると、毎月30万円の売り上げがあると生活が成り立ちます。
目標として、毎月30万円だとすると、年間売り上げが360万円。
まずはここを目指すことになります。
売り上げは、あなたが生活できる最低限の経費。
ですから、ご主人などがいるならそんなに売り上げなくても生活はできると思いますから、まずは力まずに身の丈の目標をもってください。
売り上げ分の見積もりをしてみましょう
例えば私の場合、30万円の売り上げでその売り上げの内訳を考えた時に、ホームページ制作30万円が毎月1件あれば、達成します。
そういうことはあまりありませんから、例えばデザイン案件で10万円。
ホームページのリニューアルで15万円。
Webサポートで3万円。
セミナー講師料で2万円。
合計で30万円となります。
まずは、自分のサービスメニューを組み合わせた時に、成り立つかどうかということを見極めていく必要があります。
もし、メニューが5,000円のものしかなかった場合、その5,000円を30万円するには、60人の方へのサービス提供が必要になります。
30日営業するなら、5,000円×2人で毎日1万円ずつ売り上げていけばいいという計算。
でも、豊かにお仕事をしていくなら、お休みも必要。
そうすると、もう少し高額のメニューがあった方がいいということになります。
高額メニューは、それなりに高い価値を提供していくことになるので自信がないとできないこと。
あなたが誰かの高額メニューを購入した経験があれば、違和感なく自身のサービスの高額メニューを作ることができます。
高額メニューを作る自信がない…という場合は、誰かの高額メニューを購入して成果をだしてみる経験をした方がいいと思います。
年間の売り上げ目標から自己投資額を割り出して、その分学ぶ
売り上げの見積もりをしてみると、高額メニューの必要性を感じていただけたと思います。
このままではダメだという思考にたどり着くのが大事。
ここで、学ぶことの必要性も同時に発生します。
その学びにいくらかければいいか…
一般的には売り上げたい希望年収の10%を年間で自己投資していくといいと言われます。
毎月売り上げ予定の10%と一緒の額。
ということは、毎月継続した学びに30,000円を投資し続けた先に、年間360万円の売り上げが実現してくるという方程式。
私自身がそのようにかけた自己投資で達成しているので、実証できます。
また、どこで学ぶかというのも大事なので、別の記事を参考にしてください。
まとめ
- 誰に・何を・どうやってを決める
- 身の丈にあった売上目標
- 売上の見積もり
- 実現するための自己投資
ここ、大事です!
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