企業の一員としてWebデザインだけやる場合は、Webデザインだけでいいと思います。
ただ、“フリーランスで”ということならば「自力でがんばる働き方」を選択することになると思いますが、その場合、Webデザインだけでは、今の時代のニーズには応えられません。
Web集客デザイナーとして、集客を意識したデザインを提供することで、クライアントにとってさらに価値のある存在になれます。
例えば、検索エンジンについての理解をしたライティング、SNS活用、LP設計など、Web集客につながるデザインのスキルを磨いて、より多くのクライアントから信頼され、活躍の場を広げていくことができるのです。
ということで、フリーランスのWeb デザイナーとして成功するためには、デザインを作るだけではだめです。
今求められているのは、集客までできるサポートスキルを持った「Web集客デザイナー」ということになります。
でもそんな肩書の役割は、キーワードとして存在していません。
あえて「Web集客デザイナー」と名乗って使っているのは、私くらいしかいないと思いますので、何それ?とお思いになると思いますが(汗)
もしあなたがWebデザイナーで、デザインだけで満足しているなら、これからの時代においては少し物が足りないのではないかと思います。
実際、今クライアントが最も重視しているのは、デザインそのものの美しさだけではなく、そのデザインがどれだけ集客に貢献できるかという点です。
厳密に言うとデザインではなく、「何が書かれているか」が集客に貢献できると思います。
この記事では、Webデザインのみで存続せず、集客までサポートできるWeb集客デザイナーを目指すために必要なスキルとその習得方法を具体的に解説します。
Web(ウェブ)集客デザイナーとは?
Web集客デザイナーとは、Webデザインのスキルを持ちつつ、さらに集客やマーケティングの知識を活かして、クライアントの集客活動を支援できるデザイナーのことです。
デザインがただ「見た目」や「ブランディング」に留まるのではなく、そのデザインがターゲットユーザーを引き寄せ、行動に移せる力を持つことが求められます。
具体的にどのようなスキルが必要か見ていきましょう。
①SEOの基本を理解し、デザインに活かす
Web集客デザイナーとしてまず重要なのは、SEO(検索エンジン最適化)の基本を理解していることです。
SEOは、検索エンジンでの検索結果に関して上位表示されることを目指す技術です。
- ページの読み込み速度
- モバイル対応
- キーワードの適切な配置
これらはデザインに関しても影響を考慮する要素です。
あなたが作るサイトがSEOを意識したデザインであると、クライアントのサイトはより最適なアクセスを集めることができます。
正しい使い方など、デザインとSEOは密接に関連しています。
独自の見解としては、デザインより「何がそこに書かれているか」のライティング技術の方が大事で、デザインへのこだわりはよほどの高級感を醸し出さなければいけないクライアントを除いては、「キーワードを押さえている」ことの方が重要です。
SEOについてはこちら
②コンテンツとデザインのバランス
Web デザインは、視覚的に美しいだけでなく、コンテンツとのバランスが良く(違和感がなく)、わかりやすいデザインであるべきです。
コンテンツがしっかりと読者に伝わるようにデザインを工夫することで、ユーザーの関心を引き、アクションを促進します。
CTA(Call to Action)のデザイン
例えば、「今すぐ登録」や「無料体験をする」といった行動を変えるボタンは、デザインの中で目立たせる必要があります。
このCTAの配置や色、サイズなどは、ユーザーの行動を左右します。
サイト内の滞在を意識した設計デザイン
ユーザーがサイトを訪れてから目的を達成するまで、迷うことなくスムーズに動くデザインが求められます。
これにより、サイトを訪れたユーザーが長時間滞在することになります。
ですからパンくずリストや、サイト内を回遊できるようなリンク設計などの実装がされていることが基本になります。
③SNSマーケティングを活用するデザイン
SNSは集客において非常に重要な役割を果たしています。
Web集客デザイナーは、SNSでシェアしやすいビジュアルをデザインする能力も求められます。
例えば、SNS用の画像やバナー、動画コンテンツなど、視覚的に魅力的でシェアしたような素材を作成することが求められます。
シェアされやすいデザイン
SNSでシェアされたとき、目を細めデザインがされていれば、ユーザーの関心を引くことはできません。
フォントや色使い、レイアウトを工夫し、インパクトのあるビジュアルを作成することが大切です。
例えば、YouTube動画のサムネイル画像などは、細かい字で書いたとしても読まれませんので、3行くらいでタイトルを要約し、スマホで見てもすぐわかる文字の大きさで作成する必要があります。
④ランディングページ(LP)の設計
集客活動に関して、ランディングページ(LP)の役割は大きいです。
Web集客デザイナーは、ユーザーの行動を変えるために非常に効果的なランディングページをデザインできるスキルが求められます。
目標に合わせた訴求ポイントのデザイン
ランディングページのデザインは、目標に合わせた訴求ポイントを強調する必要があります。
例えば、セールスページでは、価格や特典を強調したり、信頼性を示すために実績や証拠を表示したものなど、誰のどんな不安や不快の解消になるのかを最初に提示して、それは自分のことだと認識してもらい、不安材料になることをすべて取り払う構成にしていきます。
コンバージョン率の最大化
コンバージョンとはユーザーが行動を起こすことを言います。
具体的には、「お問い合わせ」や「メルマガ登録」「公式LINEを追加」など、行動してもらいたいポイントを理解し、そのランディングページは、ユーザーが行動を起こすように設計されなければなりません。
色使いやボタンの配置、コンテンツの順番など、すべてが重要です。
最後まで読んでいただく。
最後まで引き付ける。
それには、ライティングのスキルが必要になります。
PREP(プレップ)法と呼ばれるシンプルな構成が納得していただけるライティングのテンプレートだと思います。
プレップ法など、書き方のテンプレートについてはこちらの記事が参考になります。
⑤実際に結果を出す!成功事例の紹介
では、実際にWeb集客デザイナーとして、私自身がサポートして集客に貢献した事例を紹介します。
クライアントK様(リアルサービス提供)
WebデザインとSEOを意識した初めて訪れた人が安心するコンテンツ設計で、お問い合わせが増え、キャパオーバーになるほどの集客と売上ができた
クライアントT様(オンラインショップ)
Webデザインだけでなく、SEOを意識した商品ページ作成、公式LINEのお友だち追加のためのランディングページの最適化を行い、公式LINEの配信に注力することで売上アップにつながった。
クライアントS様(オンラインサービス提供)
サービスに合わせたコンテンツをデザイン作成し、SNSでシェアした結果、公式LINEのお友だち追加が増え、フロントサービスからバックエンドサービスまでのサービス設計が整い、お客様からお願いしますと言われる集客に成功し、売上に貢献した。
これらのように、デザインに集客の仕組みと、集客の要素を取り入れることで、実際に結果を出すことができます。
⑥WordPressとJimdoの違いを知っている
そもそも、ワイヤーフレームを書いてデザインして、画像切り出して、サーバーにアップして、コーディングして…という時代ではないので、CMSへの理解が大事だと思います。
Webデザイナーと言えば、WordPressを知らないでWebデザイナーとは言えない…
みたいなWeb界隈での常識。
私が実際に女性の起業のサポートをしてきて、WordPressを使いこなしている人の少ないこと。
必ずしもWordPressが正義だとは思いませんし、WordPressじゃなくても成果は出せます。
SNSを活用して最終的にはホームページに来てもらう集客導線の素になるのは「ブログ」の1記事1記事。
もちろん、これもWordPressで構築していますが、WordPressが便利なのは様々なプラグインがあることで、カスタマイズの幅が広いということ。
世の中には、もっと素敵な実装が成されているCMSはたくさんあります。
「Web集客」ということを考えた時に一番重視したいのは「ブログシステムが機能しているか」という点です。
ペライチをホームページにしたとて、Canvaでホームページをつくったとて、そこにはブログシステムはありません。
情報を確認する目的でしか機能しないものをWeb集客のど真ん中には置けません。
今更ブログ?とお思いになるかもしれませんが、クライアント様が引き付けるクライアント様のお客様候補の人たちは何に引き付けられるのか!
それは、そのクライアントの専門性の高さという機能的価値の部分だけではなく、人柄や共感できるライフスタイルなどの情緒的価値の表現が欠かせないと考えています。
確認できる情報基地としてホームページだけ置いて、発信しない。
そう、無口な感じ…
無口でいいのは舟歌の中の女くらいです(笑)
やっぱり「発信が肝心」です!
参考までに、こちらの動画をどうぞ!
まとめ
企業の一員としてWebデザインだけやる場合は、Webデザインだけでいいと思います。
“フリーランスで”ということならば「自力でがんばる働き方」を選択することになると思いますが、その場合、Webデザインだけでは、今の時代のニーズには応えられません。
Web集客デザイナーとして、集客を意識したデザインを提供することで、クライアントにとってさらに価値のある存在になります。
検索エンジンについての理解をしたライティング、SNS活用、LP設計など、Web集客につながるデザインのスキルを磨いて、より多くのクライアントから信頼され、活躍の場を広げていくことができるのです。
あなたもWeb集客デザイナーを目指して、新たなスキルを習得し、クライアントの集客活動をサポートできますように!
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2025年3月スタート!
オンラインで学べる!Web集客デザイナー養成スクールがスタートします。
ずいぶん遠回りしましたが「結果的に年商1,000万円までたどり着けたのはこのやり方でやってきていたから」という内容を網羅し、これから先の時代に最低限必要な学びのコンテンツをお届けします。
結果が出せるようになるまでには簡単ではありませんが、
- 長期的な視点で信頼で選ばれるビジネスができるWeb集客デザイナーを目指したい方
- 自分で起業して外注しないで自分の手で集客を回せるようになりたい起業準備をしている方
このような方のお役に立てる内容となっています。
何と言っても、この養成スクールの中では自分のホームページを自分で作ることができます。
通常ホームページの制作をするとなると、最低30~50万円かかります。
それを踏まえて、養成スクールの内容をぜひ確認してみてください。
詳しくはこちらで
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